「あたし……から……?」 「ああ」 それはとても信じられない言葉。 今こんなにも明のことが好きで だけど別れたいと言ったのも自分。 いったい、どうして…… 「夕菜が選んだ男は……ヒロだから……」 「……え…?」 明は笑った。 とても悲しい笑顔で……。 「ひ…ろ……?」 「ああ。さっきいただろ?病室に」 「え?あ……」 そして思い出す。 お母さんにも言われた、あたしと付き合ってる人。 「夕菜は、ヒロのことを好きになったんだよ」 それはすごく悲しい言葉だった。