裏切りの恋

 
「夕菜?」


あたしを心配そうに見つめる明。


その顔が
その声が


本当は全部全部好きだった。

全部があたしの一番だった。


だけどあたしは、いつからこの人に


ドキドキを感じなくなったんだろう……。



「……ごめ……なさ……」

「え?」

「ごめんなさいっ……」



もうあたしは…

これ以上自分に嘘をつけない。