「ただいまぁー」 インターホンを鳴らしたのはお母さんだった。 「鍵くらい自分で開けてよね!!」 買い物に行って手にはビニール袋を持っていた。 でも両手はふさがってなく左手は空いていた。 「ごめんごめん。仕方ないじゃない!」 お母さんが少し移動した。 さっきまでは被ってて見えなかったお母さんの後ろが見える。 「!?!」 「お客さんよ♪」 そこにいたのは駿だった。 駿はペコリと少しだけお辞儀する。