僕から見た彼女





「なんか融通きかなくて
うちのパパみたい」―





いつぞやの女子に言われたことだ。





「弁当作ったり、紅茶派だったり
女みたいだな、行和」―

「ほんと、ほんと
体格も顔とかも女子だな、お前」――






コレもまた同時期に男子に言われたこと。





これを言われて
まだ仁王立ちできる奴がいるなら、
僕の前に連れてきてくれ


パパや親父っぽいと
男らしいのからしくないのか
はっきりしないことを言われた直後に
今度は女みたい………




この言葉は
もうすぐ25を迎える僕を
未だに悩ませている…



コンプレックスを遠慮なく突かれた暴言(僕にとって)と
自分の性格についての非難の言葉は当時の僕にグサリと刺さった…






こんなことで悩んでるなんて
女々しいこと極まりないのだが、
自分の在り方について
ここまで言われたら
男だって悩むのだ








これほどまでに人の言葉に敏感になったきっかけは
中2のあの頃の…………




バカな僕の口から出た
無責任な言葉…………………




あろうことか
僕自身が言葉で相手を傷つけたことからだった……














それで
相手がどうなるかも知らずに―