もう一度奏でて

〜黒龍side〜


ほのりは俯いたまま陸の話を聞いてた



「なんでわかったの?」

彼女の声はとても弱々しかった




そして由月、琴音の話で…泣いてくれた



ずっと泣きそうだった


その彼女が泣いてくれた


その泣姿はすごく綺麗だった



「これからさ!ここ溜まり場にしよーぜ」


〜ほのりside〜

は?



「は?」



あたし声に出してないよ?



「京汰!あんたアホじゃないの?」



由月ちゃん…自分の彼氏でしょ?もう少し優しくしないのかな?


「いーじゃん!」


「お前もアホか!こんな大人数…入るな( ^ω^ )」


おい!


琴音ちゃんのに賛成すんなー


ダメ、絶対!だって


どうやったら引き下がる?


「だめ?ほのり…」


「う…」


めっちゃかわゆいんですが…


「今日だけ!」



「お願い!」


ダメダメ…











「……今日だけだよ?」