2年のクラス分けの紙を見て、鳥肌が立った。 足が動かなくなった。 君が一緒だった。 彼氏も一緒だった。 自分に対する不安が頭の中でグルグル回った。 まだ好きだった。 君の事、まだ忘れられてなかった。 君か彼氏かの間で揺れるズルい自分がいた。 でも...でもね、どうしようもなかった。 君が昔のように話しかけるから 昔と変わらない笑顔で笑うから 一気に引き戻されて振り切ることなんて出来なかった。