「ふみゅー……ありがとう、司ちゃん。助かったよぅ」 「これくらい、構わないわ」 「君、もしかして……」 「俺の妹だ!!!!!」 「やっぱり!!!!!」 妙に納得したと言う顔を浮かべる裕也に、要は何故か嬉しそうに笑っている。 そんな彼らは居ないものとし、司は神無の頭を撫でている。 丁度いい高さにある神無の頭は撫でやすいのです。 龍真はと言うと、近くにやって来た凌と顔を合わせないようにしている。