「ほら、神無ちゃーん?」 「うえっ、こっち来ないでぇ」 「兄ちゃんがもれなく抱きしめてあげるぞ」 「い、いらないよぉ」 「そんな寂しいことを言うなよ。ほら、ほら」 「うきゃっ!!!」 その時、神無の後ろから腕が伸びてきて、その小さな体を抱きしめた。 その腕の持ち主は裕也ではありません。 裕也は神無の前に居るのですから。 なら、誰だと。 それは………