-翌日-
目覚めは最悪。
遅刻も間違いなし。
私を呼ぶお母さんの声。
お母さんの声に答えず私は布団を頭までかぶった。
部屋の扉が開く音がする。
「茉莉亜起きなさい」
布団をはがそうとするお母さんに私は必死に抵抗した。
「どうしたのよ。具合でも悪いの?」
お母さんはしばらく黙ったあと
「今日は休みなさい」と言って私の部屋を後にした。
ごめんなさい…。お母さん。
お昼になり、お母さんがご飯を持ってきてくれた。
でも私は布団の中にもぐったまま。
「ちゃんと食べるのよ?今から買い物行ってくるわね」
お母さんが私の部屋を出たと確認した後、ベットから出た。

