-次の日- 鳥の鳴く声と明るい日差し。 「んー…」 私はゆっくりと目を開け、目覚まし時計を見た。 「あれー?私目覚まし時計が鳴る前に起きれた…!」 身支度を整えてから朝ごはんをとり家を出た。 私が早く起きてきたことにお母さんは驚いていたけど、 こういうときもあるよね。 学校に向かうための駅についた私は 途端に足が震えだした。 怖い。 またあんな目にあってしまうかもしれない。 思い出したくないのに、 何度もフラッシュバックする。