『せ、先生!!離してください!誰か見てるかもしれないんですよ!?』


『嫌だ』


『嫌だ…って先生!!』


『離さない』





あの時のこと私は忘れてないよ。

今度は私が先生を離さない番。






「…せっかく我慢してきたのに」


「先生、我慢しないでください。私を…求めてください」


「馬鹿じゃねぇの?」



先生は切なそうな笑顔をした後、私にキスをした。




「…もう我慢しないでください。先生」


「できるわけねぇだろ…?まりあちゃんにそこまで言われたら」


「私、先生のこと───」



私が好きと言おうとした瞬間。

口で口を塞がれた。




「言わせない」


「…んっはぁ…」


「茉莉亜。愛してる」



先生は私に"愛してる"と言ってくれた。

嬉しくて涙が出そうだった。


「俺たちはずっと一緒だ――。」



永遠に私も愛してます。




私たちのラブストーリーは永遠に終わらない。


───絶対に。