「えー?なんかあったの?」

可奈子ちゃんが興味心身だ



「実はねー、
告白されちゃった」



一瞬で空気が凍りついた瞬間だった。
みんなが、固まって、言葉を発しない。


「・・・うそ」


その言葉を発したのは可奈子ちゃんだった。
驚きのあまり、
言葉というか、声が漏れたという感じ

僕は頭の中が真っ白になって
動くこともできない。

「ふー、あがりました」

そんな時、何も知らない遥花ちゃんが
お風呂から上がってきた

「・・・なにかあったんですか」

全員の視線が遥花ちゃんに
集中することにびっくりしている
夏成くんが遥花ちゃんの元に行き、
肩に手を置いて

「ねー、遥花ちゃん、
僕に告白してくれたんだよね?」



「・・・なんの話ですか?
告白なんてしてませんが?」

遥花ちゃんはきょとんとして、
夏成くんの言葉を否定する

「なんだよ夏成ー!冗談かよー」

「もう遥花ちゃんは乗り悪いなー」

秋一の言葉でやっと、
夏成くんの冗談なんだなってわかった。

あぁーよかった・・・
皆が笑っている。



でも、夏成くんの笑顔の下の
悲しいそうな顔はどういう意味を持つの?