さっそく、小説を開く
この時間、本に没頭する時間は
回りなんて気にならない
音すら耳に入ってこない。

『王子様が5人?!』

買ってきた小説はもう一巻は読んだけど
王道の逆ハーレムもの。
5人の王子様に愛されるド天然の主人公
かわいくて、笑顔がステキで、天然で・・・
ほんとによくいる主人公。
まるで可奈子ちゃんみたいだ。

一巻はみんなでいろんなことをして、
皆で主人公に惚れて、
思いを伝えるか、あきらめるか
主人公は誰が好きなのかとか。
いうなれば、話は序章で、
二巻から本格的に話が進むようだ。

『おれは!お前のことが好きだ』

お、もう告白ですか。

『いや、今はまだ返事はいい。
だけど、僕の気持ちだけは
知ってくれ・・・!』

そういう感じですか、
他の4人はどうするかな。告白かな?

ちょっと真剣に読み始めると、
時間はあっという間に過ぎて
気づけば、22時少し前だった。
おっと、先生に見つかる。


場所を変えよう。