「じゃあ、結果を発表します!」
「ソファーは、春雄と夏成
ベッドは、俺と可奈子ちゃん
冬紀と遥花ちゃん!」
おぉ!なんて安全な組み合わせ!
可奈子ちゃんも
秋一なら心配ないでしょ。
私も冬紀なら、
どこかに行ってたって言わないだろうし。
「なんだ、面白くない」
夏成は少しふてくされてる。
ざまーみろ。邪悪な考えを働くからだ。
ちなみに春雄もな!同室の原因は貴様だ。
あ、もうこんな時間だ。
気づけば21時だった。
もうそろそろ女の子たちが来てもおかしくない。
「遥花ちゃん、同じベッドだねー」
冬紀がうれしそうに話しかけてくれるが、
私は直ちにこの部屋を去らないといけないんだ。