学校へ行く道
今日はどう話が進むのかなぁって
考えながら歩いていると

「はーるかちゃんっ」

聞き覚えのあるこの声
幼なじみの冬紀だ。

「・・・何?」

いつもより低い声がでた
高校に入って、
冬紀はシーズンに入れられて
目立つ要因になったから
あまり話さなくなった

でも、一番
今話しかけられるのは困る。

「もう、高校入ってから
ぜんぜん話してくれないんだもん」

「そーですねー」

適当に返事をする。

「もー」

冬紀が怒りそうだ