私は口を挟まず、スピードを速めて
オムライスを食べ進めていく
話を振られたくない。印象に残りたくない
この場から早く去りたいんだ

「おまえ、こんなとこにいたのか」

そこにやってきたのは春雄
夏成を見ながらそういった。

そのまま、私の右隣に腰掛けた。

気づいてないのか、無視しているのか
私や主人公にふれず夏成と会話を始めた。

今のうちだ。
そう思ってまたオムライスを食べ進める。

「めずらしいね、二人とも食堂?」

三人目きちゃった・・・

「お、秋一ひさしぶり」

朝に会った三人目
柳下秋一(やなしたしゅういち)
優しいけどバカで、バスケ命

あぁ、イケメン率が上がってく

そして主人公の右隣に座る。