続★キケンだらけの課外授業~私の周りは不良がいっぱい!?~

「っ!///」



陣のセリフに胸がきゅんとなる。

思わず顔がにやけてしまう。




「陣、あたしに告白してくれた時も同じような事を言ってくれたよね?///」


「そうだっけ?」


「え~忘れたの?好きな女を守るのは当たり前だって……」




あの時から変わらない陣。


いつもあたしを守ってくれる
ちょっと俺様で怖いとこもあるけど、

すごく優しい私だけの王子様。



「ほんと陣ってかっこいいし王子様みたい……
そしてあたしはお姫様……」




想像にポワンと頬を染める私に陣はフッと笑うと、あたしを本当にお姫様みたいに、お姫様だっこしてくれる。






「じ、陣!?身体痛くないの?!」




片腕は骨折してるし他もまだ全然完治してないのに、あたしを軽々と持ち上げる陣に、あたしは目を大きくする。






「お前は俺より自分の心配しとけ」


「え?」


「悪いけど俺は王子様みたく優しくねーよ?」

 
「!?///」