その頃俺たちは

カフェに入り、

昼食を食べていた。


「ノイさん……
コウさんとルクちゃんがいないけど
いいの………?」


「良いの良いの!!
二人は今頃、
二人で楽しんでるから!!」


「ノイなんか知ってんだな~!
教えろ~!!」


俺たちは、

そんな話をして盛り上がっていた。


カフェから出ると

図書館に行って、

映画館に行き、

ゲームセンターに行き、

カラオケもやった。



今まで見たこともないようなものを

たくさん見て、

今までやったことないようなことを

たくさんやった。



ユイも

楽しんでくれて、

俺も嬉しくなった。


そろそろ日が暮れてきたが、

さすが先進都市『レロア』……


夜になっても

暗くなることはない。


太陽の光から、

電気に変わり

一日中明るさを保っている。


さすがに俺も、

そろそろコウ達が心配になってきた。