ゾルの腹が緑色に、

光っていた。


俺はゾルの腹の中を見た……


ゾルの腹から出てきたものは、

あの緑色の石だった……。


「これ……!!
なんでゾルの腹の中に?」


俺は緑色の石を

もう一度見た……。


この石の光………


間違いなく俺の持っているものと同じだ。


「…その石を……
知っているのですか………?」


ルクにそう尋ねられ、

俺はポケットから緑色の石を取り出し、

ルクに手渡した。


「なんで……これを持っているのですか?」


ルクは不思議そうな顔をして、

俺を見てきた。


「俺の街で拾ったんだ。
ユイが触ると強く光ったり……
不思議な石なんだ……」


「これはエノバム族が、
先祖代々受け継ぐものです……。」


「……!?」


どうなってる………?


エノバム族が先祖代々

受け継ぐものが、

なぜ………?


なぜオルアにあった……?


俺たちは大きな疑問を抱き、

傷ついた体を引きずりながら

村に戻って行った。