俺たちは足跡を追って、

山の奥へと進んで行った。


足跡をたどっていくと、

ついに危険区域である山の最深部まで

進んで行ってしまった。


ここは大型獣が多く生息し、

熟練した戦士たちでも

危険とされる地域………



しかし、

様子が変だ………


ここまで歩いてきたのに

まだ大型獣どころか、

獣の一匹も見ていない。



ゴオオオオオオオオオ!!


その声を聞いて、

すべてがわかった。


村を破壊した生物が

すべてを食らいつくしたのだ。



魔法など使えるはずもない

獣たちを食べるということは

エノンで魔法の使える者だけを

食べたのには、

空腹を満たす以外の理由が

考えられる。



そして、

魔法を使える者と、

魔法を使えない者を

見分ける知能を持っている。


ますます、

その生物を調べなければならない………


バキイッ!!

木がへし折れ、

横から大きな生物の姿が現れた……。