「あった!!」

突如カルが叫んだ。


『魔法は特定の地域及び特定の民族で、
様々なことに利用される』


『現在確認されているのは、
エノバム族のみとされている』


図書館で調べ続けて10日。

俺たちはもう疲れきっていた………


やっと見つけた手がかり。



魔法が使える唯一の民族らしい

エノバム族など聞いたことがなかった。


それに魔法が使えるのは

オルア王家だけではないのか?


数々の疑問が浮かんだが、

もともと魔法のことなど

何一つわからない…。



今の俺たちにできるのは、

エノバム族に

魔法について聞きに行くこと。




カルの体調も良くなったので、

俺たち3人は

ルイクを旅立つことにした。


ルイクは幸い、

オルアとの関わりがほとんどない国。


ユイはルイクに置いていき、

治療をしてもらうことにした。



街で武器と食料を買い、

街で一番速い鳥を借りた。


ルイクの周りは山で、

馬などでの移動は困難で

そこで作られたのが

この移動用の鳥である。