「…金澤さん…今日はありがとうございました」


「……え?」


「荒木さんから聞きました…良太の事、追い払うよう指示して下さったんですよね?気にかけてもらえて嬉しかったです。」


「あぁ…何だか不審に見えたからな…」


照れ隠しなのか、金澤さんはそっぽをむいてしまった向いてしまった


何だか、そんな金澤さんが新鮮で…




会社では見られない金澤さんを可愛いと感じ…





軽いノリで言ったんだ







「金澤さん、そこまで気にしてくださるなんて…



そんなに私のこと好きなんですか?」









って…




金澤さんのことだから事だから、『寝言は寝てから言えよ』とか『お前、どんだけ自分に自信持ってんだよ』とか言われるって思ってたの



思ってたのに…









「……そうだよ…俺は小野原が好きだ」




「……………へ?」


突然の告白に、間抜けな返事しか出来なかったんだ