そこにはガラが悪い男子が数名いた。

千夏に手錠をかけられた。

そして、紗江が聞いた。


「ここで裸になってこいつらにレイプされるか、もう学校にこないか、選んでよ。もし学校にこないなら次の標的は蘭。どうする?答えられなかったら脱がす」

低い声で言った。


蘭を見捨てられない。

答えられない…


若菜がそれにイラついたのか、
私の服を脱がせた。

下着だけになった。

「脱がせてあげたんだから感謝してよね?ここからは自分で脱いでね?」

若菜が甲高い声で言った。

こうなったら、脱ぐしかない…

男たちは目を輝かせた。

そして、襲ってきた…

気分が悪くなる…

助けてほしかった…

だれでもいいから、
私の苦しみに気づいて。

そのとき、
ある人物がやってきた…






蘭だ。