また、あのときのような悲劇…

誰が通っても
助けてくれやしないだろう。


そうおもったとき、
和哉が助けてくれた。

パトカーのサイレンの音を流していた。

和哉のおかげで
私は助かった。

けど、和哉は
どこかにいってしまった。