そんなある日、 和哉が 私を川に呼んだ。 その川は綺麗だった。 夕日で茜色に染まり、 規則正しく流れている。 「俺、美奈が好きだよ。」 うれしい… うれしい! うれしい!! その日から 私たちは付き合うようになった。 毎日一緒に登校し、 毎日一緒に下校し、 そんな毎日が続いていた。