私たちは怒りと悔しさとが混ざった
複雑な感情に圧倒され、
疲れ切ってしまった。


「カナエ、今日はずっと一緒に
いてくれないか?」

その声には、力がなく弱々しかった。

『うん、私もそうしたい』


ベッドは簡素だった。
マットレスは固く、
決して質のいいものではない。


「ボクは下で寝るから、
キミはベッドで寝なよ」
彼はタオルケットをかぶった。

疲れている様子だったので、
すぐに眠ってしまった。

その一方で、
私はなかなか寝付けず、
何度も寝返りを打った。