プラスティック製の容器を開けると、
きれいな丸い形のかき揚げが
入っていた。


「食べる?」

『うん』

「ちょっと、待ってて。
今から、ご飯を炊くから」

リカルドはそう言って、
米を研いで炊き始めた。
こんな真摯な姿を見ていると、
言おうと思っていたことも言えなく
なってしまう。

やっぱり、彼を半信半疑の目で見るのは
間違っているのかもしれない。
罪悪感を感じる。