ピリピリした雰囲気。

お母さんが、チラリと目だけを
動かして私を見た。

お父さんは続ける。

「ほんに、けしからん」


耐えられない!

感情的になった方が負けだと
頭では解っていても、
上手くコントロールが出来ない。

私はバっと勢い良く立って、
2階の自分の部屋へドカドカと
上がって行った。


私は電気もつけずに、
暗闇の中で泣いた。


『「ほんに、けしからん」
ふざけんなよ!』

私はお父さんの真似をして、
怒りを吐き捨てた。