学校では、友達からリカルドのことを
聞かれた。

「ねえ、華那恵。
朝いつも、外人の男の人と一緒じゃん?
あの人、華那恵の恋人?」


「うん」と言っていいのか迷った。

友達といっても、
まだ知り合って日が浅かったし、
信頼できるわけではなかったから。

けれど、私と彼が恋人であることは
誰の目から見ても、明らかだった。
沙希も綾も由紀も興味津々で私の
答えを待っていた。



『彼は...』


「もし付き合ってるなら、
止したほうがいいよ。
利用されてるだけかもしんないよ?」

私が躊躇っていると、
沙希が口を開いた。