【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~






―――こんなにも、好きなのに。



好きで、好きで。狂ってしまいそうな程
愛しているのに。



自分でもなんでこんなに好きになったの
か、わからない。



君が望むのなら、俺は何でも出来るのに




だけどきっと、信じてくれないんだろう
。俺の日々の行いが悪いせいで、彼女の
信頼はもう、少ししか無いんだろう。



いや―――欠片も残ってないのか。



彼女の事を想って焦って振り回されてる
俺が、酷く滑稽に見えた。



そこら辺のいい女、俺からすれば選り取
りみどりなのに。



どうして委員長に、執着してんだろ。



だけど視界に委員長が入るたび、どうし
ようもなく心臓が早鐘を打つ。



全身の血が騒ぐ。