【完】保健室で君と××~プレイボーイとイケナイ恋愛授業~





溜まりに溜まった鬱憤を、女の中へと吐
き出す。



一度やったら、もう中毒のようにやめら
れなくて。



自分がどんどん汚れていくのを、俺はき
っと、冷めた目で見てるんだろう。



「あーあ、きっと今頃、委員長も迷惑し
てるんだろうなぁ」



両手を首の後ろで組ながら、そう言った
彼方を思わず見る。



委員長……?



「なんでそこで委員長が出てくんの?」



「あれ、他人に興味持つなんて珍しいね
?」



「いいから理由教えろよ」



せっかちだな、と彼方は笑いながら、理
由〔わけ〕を話してくれた。



―――つまり、要約すると。