……え? 「希美と──イチャイチャしたくて」 和馬君が耳元でそう囁いたかと思うと、 そのまま肩を押されて、その場に倒され た。 ぐらりと反転する視界。 次の瞬間、視界を埋め尽くしたのは、天 井と和馬君の顔だった。 「か、和馬君……?」 なんか和馬君から、すごいセリフが飛び 出したような……。 ていうかなんだ、この状況。 和馬君は私の上に馬乗りになって、私を 熱っぽい目で見つめている。 ふと、その光景が───香坂と被った。 「っ、」 なんで?