委員長の頬をするりと撫で付けると、委 員長がビクリと揺れる。 俺はそのまま、首筋へと手を滑らせた。 もう日数が経っていたから、あの日見ら れたキスマークは見受けられなかった。 だから、今度は。 「……ひゃっ!?」 ソッと委員長の首筋に唇を寄せて吸い付 くと、委員長が小さく悲鳴を上げる。 今度は、俺のモノだって印を、つけさせ て───。 ごめんね委員長。 もう俺も、待てないや。 委員長が誰かに汚されるくらいなら、俺 が汚す。