「恋愛授業の、続きのコト」 ベッドだって事。 ──ドサッ…… 「きゃっ…」 少し口角を上げて、意地悪に笑ってから 、委員長の肩をトンと押す。 すると、まったくの無防備だった委員長 は、素直に後ろに倒れて。 俺はそんな委員長の顔の横に両手をつい て、クスッと笑った。 「委員長、力抜いて。全部、俺に預けれ ばいいよ」 全部俺に任せてくれれば、悪いようには しないから。 「こ、香坂……っ」 顔を真っ赤にさせて、俺を見上げる委員 長。 ……バカだなあ、委員長。そんなの俺を 煽るだけだって。