委員長の額や瞼にキスを落としながら、
片手でプチン、と委員長のブラウスのボ
タンを外すと、委員長がビクッと肩を震
わせた。



「ダメ……っ!」



そう言いながら、俺を睨んでくる委員長




だけど……。



「ねえ、誘ってるようにしか見えないよ
?」



そんなに顔、真っ赤にさせて。


目を潤ませて。



本当に委員長は、俺を煽るのが得意だ。



クスッと笑いながら、委員長の鎖骨に手
を伸ばした、その時。



「……!」



ふと、そこに色付く、"シルシ"に気付い
て、俺は手を止めた。



存在を主張するような独占の証。