ますます不思議そうな表情になる委員長
。
そんな委員長に、俺は"恋愛授業"の説明
をする。
「つまり、恋愛に不慣れな委員長の為に
、俺がテクニックを伝授してあげようっ
て事」
「はぁ?」
「……まあ、先ずは実践だよね」
俺はそう言うと、委員長の腕を引っ張り
、そのまま委員長をベッドに押し倒す。
委員長は一瞬何が起こったのかわからな
い、というように目を見開いたけど、す
ぐにこの状況を理解して、じたばたと暴
れだした。
「ちょ……!なにすんのよ!変態!」
「そんなの今さらでしょ」
俺に何かされそうになると、変態とか言
う委員長だけど、委員長も委員長だ。
いい加減、俺と二人きりになることがど
ういうことなのか、学習すればいいのに
。
まあ、そんな素直な委員長が可愛いんだ
けど。


