途端にものすごく恥ずかしくなって、キ
ュッと唇を噛み締めた。



そんな私を彼は笑い、その手のひらを、
服の下に潜り込ませてくる。



「次は、抱かれてみる?俺に」



―――だめだって。わかっているのに、
そんな彼に、すがりたい気分にすら見舞
われる。



もっと、触れて。

もう何もかも忘れられるほど、激しく。



「俺のこと───愛してるって言えよ」



ああ、もう戻れない。


あなたから与えられる熱に、逆らうこと
なんて出来なくて。



そして私は今日も保健室に向かう。



あなたとイケナイ授業をするために。