入学してから、気兼ねなくヤれる場所を
作るために、とりあえず保健室を自分の
モノにしてしまえばいいと思いつき。
保健室を自分の思い通りに解放させるた
めに、京子センセーとも男と女の関係を
持った。
実際に京子センセーとシたのは一回だけ
。向こうも流石大人。これが一度きりの
行為だって理解してくれた。
多分俺に利用されてることも気付いてる
だろうけど、センセーは何も言わない。
今まで作ってきたどんな女より、楽な女
だ。
ベッドに座って委員長を待っていると、
カラカラと遠慮がちに戸を開く音が聞こ
えてきた。
「し、失礼します……」
その声を聞いた瞬間、思わず頬が思い切
り緩みそうになる。
やっぱり、来た。
俺はベッドから降りて、委員長の方へと
顔を覗かせる。


