目の前で、羞恥に震えながら、目を潤ま
せている委員長。



どうして委員長ばかりが、こんなにも俺
を煽るのだろう。



委員長だけが可愛い。


委員長以外の女なんて、まったく意味の
ない存在。



俺を見上げる潤んだ目も。

ほんのりと火照る赤い頬も。

甘い鳴き声も。



全部全部、委員長だけでいい。


委員長のしか、欲しくない。



「……委員長、口開けて」



そう言うと、トロンとした瞳のまま、ゆ
っくりと薄く唇を開いた委員長。



委員長、わかってないな。今から俺にな
にをされるのか。



従順な委員長に、思わずクスッと笑みが
こぼれた。