「……委員長、口開けて」 少し息を乱しながら、そう見つめてくる 香坂。 もう正常に働いてくれない頭では、なん で香坂がそういうのかもわからなくて。 「委員長、もっと気持ちよくなりたいで しょ?」 そんな甘い誘惑の言葉に、私は素直に口 を半開きにしてしまった。 「委員長、可愛い」 クスッと笑ってそう言い、また顔を寄せ てきた香坂を、私は拒めなかった。 香坂の熱は、危険だ。