すると香坂は何がそんなに嬉しいのか、
ニコニコと笑っていて。
……変な男。
「俺、夕方からバイトだから、そんなに
長く居られないんだけど……」
「バイト?それなら、今日じゃなくても
良かったじゃない」
「だってあのタイミングじゃなかったら
、委員長、オッケーしてくれなかったで
しょ?」
ちょっと小首を傾げながらそう言った香
坂に、思わず言葉を詰まらせる。
そりゃあ……そうだけど。
「それに俺、気になる事はすぐに済ませ
たい気性なんだよね」
「え?」
「今日は、聞きたい事があるんだ」
そう言った香坂の瞳があまりに真剣で、
それ以上は何もきけなかった。
◆◆◆
「ついたよ」


