ともこは考える
私こんなへんぴな所で寝たっけ…
何か悪いでもしたお仕置き?
いや、日頃の行いだって,そんなに悪くないでしょ?
じゃあ,なんか悪い物食べた?
だからってこんなことはあり得ないでしょう。
ともこがこう考えるのは尤もなことだ。
なぜなら彼女は家のリビングで寝ていただけなんだから。
「う~ん,ここはどこなんだろう?」
冷静になろうと声を出してみる。
(あ,もしかして夢?そっか,夢かぁ。)
という安易な考えを,着ているスエットからじっとりと感じる地面によって軽く否定されてしまう。
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