[仮]ヒロインは私⁉




「僕は立花弘。この学校の2年生なんだ。」



ニコニコしながらそう言った彼は、チャラ男とは違いどこか大人な雰囲気がした。



「あ、私は片桐萌です!1年です!」



緊張でカチカチになりながらやっとの思いでそういい終えた私に"萌ちゃんね"と、右手を差し出し握手を求める。



「よ、よろしくおねがいしま「よろしくな、萌!」




差し出された彼の右手に、恐る恐る手を重ねようとしたとき、重ねようとした手を握ったのは金髪の美少年。

ではなく


なぜかチャラ男で。



なんでこいつは毎回毎回!

私の邪魔すんのよ〜っ!



怒りで震える私をニヤニヤしながら見つめるチャラ男に嫌気がさす。