[仮]ヒロインは私⁉




これが男の子の部屋……か。


この16年間、全くと言っていいほど男の子に面識のない私には新鮮そのもので。


変に意識したせいで、胸は大きく鼓動を始める。


そもそもよく考えれば、女の子がひとりで思春期男子の部屋にいるなんて、何があってもおかしくはない。



なんかドキドキしてきた…。

やだ、急にどうしたんだ私はっ!



このドキドキをどうにかしようと勢いで立ち上がるが、特にすることもなく虚しくも座っている他ない。