「ねぇ、七海。 七海にとって爽太くんて何?」 何と言われても爽太は爽太だし、 何なんだろう。 「うーんとね、 唯一の何でも話せる男友達で 気まぐれでウザくて気に食わないけど めっちゃ大事な友人だよ!」 そういうと穂香は 「なるほどね。」と あごに手を当てて頷いた。 「何がなるほどなの?」 「七海は爽太くんのことが 好きなんだよ!」