翌朝、穂香と早めに登校して 爽太を待つことに…。 「まだかな〜。まだかな〜。」 そわそわしながら 教室を行ったり来たり。 「大丈夫だって! 今の七海なら絶対オッケーって 言ってもらえる。 だってこんなに可愛くなったんだもん」 顔面偏差値は低くとも 以前よりも格段に女子力アップしたし きっと爽太も私を女子として 見てくれてるはず。 「よしっ!」 そう言ったとき、 "ガラガラガラッ" 教室のドアが開き、 爽太が入ってきた。