それからの私はというと 周りからも好評というのともあり 女子力向上を続けていた。 でも当の本人である 爽太には、ウンともスンとも言われない そんな私は今、 部員のみんなで夕飯を食べ みんながお店から出てくるところを 待っている。 「ななみーん!」 後ろを振り返ると 先輩が1人いた。 その先輩は私を手招きした。 私は先輩の方へと駆け寄ると 「何ですか?」と 首をかしげた。