振り返ると別の仮面が立っていた。
背丈は小さく…
さっきの少女と同じくらい。
「ケイ、か。おどかすなよ」
彼はまわりから、Kと呼ばれていた。
裁判官Jの部下として働くようになって彼についたあだ名。
Jの次の裁判官になる、と思われて…
いつの間にかみんな、そう呼んでいた。
「おい、お前もしかして見てたのか?」
「彼女の監視を頼んだのはあなたですよー、見届けるのは当然でしょ。つか、ジョーカーにもまだ心があったんすね」
といって笑う、K。
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