初耳なんですけど! 「なんで、俺らに言わず、尚にだけいってんだよ。」 うん、うん、っと私もうなずく。 「そーだよ、何年の付き合いだと、おもってんの。」 「はー、別に、いないしぃ。尚の冗談だよ、なぁ〜?」 じっ、私と瑞葵の視線が、尚くんに向かれる。 「まっ、そういうことにしといてもいいよ。」 そういった後、尚くんがニヤリッ、と笑いながら私を見たのは、きっと気のせいだ。