「もーこの話はなしぃ〜。早くうちらも戻ろうよ。ね!そうしよう、そうしよー。」 ひきつりながら歩がそう言った。 ホント歩は自分がピンチになるとすぐに逃げるけど、人の時はすっごいいじめるよな。 「しょーがねぇな。もう時間だしね。瑞葵もいくぞー。」 「うーん。」 空は少しだけだけど、太陽が顔を出していた。